自由研究所

大学院を辞めた。元院生としか名乗れない何者でもない名刺を持たない25歳のお話。

【備忘録】書店員&司書教諭の親戚がおすすめする 赤ちゃんへの絵本のプレゼント&選ぶ時のポイント

出産祝いにプレゼントしたい 

赤ちゃんの為の絵本と選ぶポイント

 

現役で書店員の人と司書教諭の親戚と話してる中で挙がった、赤ちゃんへ絵本を贈る時の選び方のポイントと、おすすめされた私も大好きな絵本たち。

自分に子供ができた時、友人や先輩後輩に赤ちゃんができた時に自信をもっておすすめできる絵本ばかりだったので。このページを見れば自分も悩まないし、友達に紹介するのも楽になるに違いない。

 

選ぶ時のポイント

  • 破けにくいこと
  • 色や線がはっきりしていること
  • 分かりやすい言葉

 

赤ちゃんはよく動くし、信じられない力で物を掴み引っ張る。せっかく贈った絵本もビリビリにされてしまったら元も子もない。そもそも0歳児に絵本なんて理解できるの?どんな絵本を選べばいいかわからない。そんな悩みもへっちゃらな絵本の選び方のポイントは上にあげた3つ!

 

まずはとにかく破れないこと。大人が読む本よりもしっかりした紙質のものを選ぶこと。絵本はそもそもカラー印刷なので紙質がしっかりしたものが多いが、赤ちゃんが引っ張っても振り回しても舐め回しても大丈夫な丈夫なものが安心。

 

そして赤ちゃんにも理解できるようなはっきりとした色や線で描かれていること。まだ文字が読めずストーリーも理解できない赤ちゃんにはママパパが読み聞かせてくれる声と絵でしか理解できない。特に0歳児、ひいては乳幼児は複雑な線画を理解するのも難しいだろう。簡単ではっきりとした線画の方が興味を示してくれやすい。

 

 

そしてわかりやすい言葉で書かれていること。赤ちゃんなのでストーリーなんてまだよくわからない。赤ちゃんなのでストーリー性なんて求めてないのだ。リズミカルで豊かな日本語で赤ちゃんもママパパも楽しむのが大切。

 

【出産祝いの絵本におすすめの絵本10選】

 

ごぶごぶ ごぼごぼ  もこ もこもこ

 

 

出産祝いの絵本・赤ちゃんへのプレゼント絵本としてとにかく1番おすすめなのが、このごぶごぶごぼごぼ と もこもこもこ。擬音だけで表現されたこの絵本は原色に近いはっきりとした色づかいで複雑な線画は何もない。ストーリーもなく、擬音が繰り返されるだけ。

複雑な線画やストーリーをまだ理解できない赤ちゃんでも、日本語に触れるいい機会となり、豊かな感性が育ちそう。

 

 

ぽぽんぴ ぽんぽん

ぽぽんぴ ぽぽんぽ、というリズミカルな言葉を中心に動物たちと一緒にそれぞれのおへそを指していく絵本。やわらかいタッチの絵に少ない言葉でお話が進んでいく。みんながおへそを指している時に、一緒に赤ちゃんのおへそも指指してあげると更に楽しめる上に素敵な教育になるだろう。

見開き1ページにつき絵は1つだけなので赤ちゃんにも分かりやすく楽しめる絵本になっている。

 

 

でてこい でてこい

見開き1ページに青色の円が1つだけ。というような感じにとにかく色や形が簡単でハッキリしており、視覚的な刺激が得られる絵本。でてこいでてこい、という言葉を合図に次のページで動物が出てくる仕組みだが、その動物もカエルやアリといった幼児にとって身近で、その気になればすぐに触れ合えるような動物ばかり。

絵本の延長線上に日常を置くこともできる一冊。

 

 

かんかんかん

 

 絵本は絵本でも写真絵本。列車に乗ってネコちゃんや食べ物たちが運ばれてくる絵本。背景が黒なので白や黄色などの明るい色がよく映えている。んまんま(うまうま)ないないば(いないいないばぁ)といった赤ちゃんが発語しやすい赤ちゃん言葉が使われている。

列車がやってくる描写の時に赤ちゃんを膝の上に乗せて一緒に体を揺らしてあげると一層楽しめるはず。

 

 

いろ と かず であそぼうよ

 絵本「スイミー」でおなじみのレオ=レオニの絵本。ネズミたちが自分たちの体をいろんな色に染めながら、数を増やしつつ遊んでいく。なんとお話の言葉が一切でてこない。だから自分で好きなように、自由にお話が作れる。毎回ちがうストーリーでもいいし、子供と好きなようにお話を作っていくのも楽しい。

まだ発語できない赤ちゃんには、反応のいい喜ぶ擬音をつけて読んであげるのもいいかもしれない。

 

 

 

きいろい ことり

 言わずと知れたミッフィーちゃんの作者、ディック・ブルーナの絵本。この、きいろいことりはディック・ブルーナの絵本シリーズ「0才から子どもがはじめてであう絵本」シリーズの第1冊目である。

ディック・ブルーナらしく、黒くて太い輪郭線に原色系の色づかいで長い間親しまれている絵本で安心の1冊。

 

 

いいおかお

 「松谷みよ子のあかちゃんの本」でロングセラーを記録する有名な絵本。1967年に初版が発行されており、この絵本を読んで育ったというママパパも少なくないだろう。長い間愛されるということはそれだけの価値があるということだ。基本的に見開き1ページに1つの絵で、言葉も簡単。

そして何よりも「いいおかお みせて」という言葉を赤ちゃんにかけることで、とびきりの「いいおかお」を見せてくれるようになるという最高のイベントが待っている絵本だ。

 

 

いない いない ばあ

こちらも「松谷みよ子のあかちゃんの本」でロングセラーを記録する絵本。「いいおかお」と同じように小さいころに読んだことがある人も多いだろう。ネコやキツネなどの幼児に親しみのある動物がいないいないばあをしてくれる。

最後に「のんちゃん」がいないいないばあする場面があるがそこを赤ちゃんの名前に置き換えて読むとより楽しめるだろう。

 

 

赤ちゃんにおくる絵本

 ディック・ブルーナを彷彿とさせる黒くて太い線にわかりやすい原色系の配色。右のページに「トマト」とひと言、左のページにトマトの絵、というような非常にわかりやすい知育絵本になっている。リスやカエルなどの身近な動物から、傘やお椀などの日常的に使うものまで数多くそろっている。 赤ちゃん絵本にしてはページ数が多めだが、ストーリーー性ないので赤ちゃんが飽きてしまった場所でストレスなくやめられるのもおすすめ。

 

 

おと えほん

「えほんは、よむものだと おもってない?」という謳い文句通り、楽しく「おと」と遊べる絵本。擬音と共に青いまるが飛んだり跳ねたりくっついたりする。最後には「きいた こともない おとを はつめいしたくなったんじゃない?」と問いかけられる。

0歳児には少し長い絵本で、ストーリーも複雑な絵本かもしれない。でも感受性豊かな子に育つこと間違いなし!

 

 

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